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通信制高校も対象になる奨学金制度『高校生等奨学給付金』

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高校生等奨学給付金とは?

『高校生等奨学給付金』は返済不要の奨学金です。

高等学校等就学支援金は授業料の支援制度として有名ですが、この給付金は、授業料以外の教育費支援制度になります。

具体的には、「教科書」や「教材」「通学用品」「修学旅行」などの費用への充当を目的としています。

令和2年度は新型コロナウィルス感染症の影響を踏まえ、家計が急変した世帯に対する支援や、給付の早期化、オンライン学習にかかる通信費の加算支給(10,000円)が実施されています。(非課税世帯のみ・翌年度以降も継続されるかは未定)

高校生等奨学給付金の給付対象・給付額・申込方法は?

[給付対象]

◇生活保護受給世帯

◇住民税非課税世帯(年収約270万円未満)

[給付額]

世帯状況私立通信制高校 給付額(年間)
生活保護受給世帯52,600円
非課税世帯38,100円

[申込方法]

学校または保護者が居住している自治体の窓口

都道府県別問合せ先一覧

学費を理由に私立の通信制高校をあきらめない

高校生等奨学給付金の受給条件に該当する方は、高等学校等就学支援金や自治体ごとに定めている奨学金や助成制度を利用することで、たとえ私立高校だとしても費用の心配がなくなるか、大幅に軽減されます。

私立通信制高校は、一般的に私立全日制高校より学費は安い傾向にありますが、「そうは言っても私立だから高くて無理」と最初からあきらめているご家庭も多いかもしれません。

しかし、現在は各種支援制度が豊富にありますので、進路の選択肢を狭めないで、まずは『資料請求』をしましょう。届く資料には、募集要項が入っていますので学費を調べてみることが重要です。

実質無料で進学しやすくなった、通信制高校の学費について知る

2020年春に「高校等就学支援金制度」が変わり、授業料にあてるために支給されるお金が大幅に増えました。その金額は私立高校の授業料の平均額にもとづいて決められたので、多くの私立高校については、支給額で授業料がカバーされました。このページでは具体的な実質負担額例や就学支援金について記載しています。

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