通信制高校・高等専修学校ニュース

通信制高校、 高等専修学校の学べる分野とは?

特色ある科目、ユニークな授業 通信制・高等専修学校の強み

高校卒業の資格や大学進学への準備だけが、高校の存在理由ではありません。とりわけ通信制高校や高等専修学校では、普通の高校なら部活動にもないような様々な分野・領域の学習や活動にチャレンジできます。それは将来の進路を考えるうえで、大きなプラスになります。

 


選べる多種多様なカリキュラム

 

ITや美術、音楽、芸能、美容などに強い関心をもつ生徒の中には「やりたいことが決まっている」という理由で、積極的に私立の通信制高校や高等専修学校を選択する人の割合が増えています。通信制高校では、高卒資格を得るための普通科目の他にそうした分野の専門カリキュラムで学べるコースが多いからです。また、高等専修学校においても専門分野(実務面)を学び、高等学校卒業生と同等の扱いを受けます。大学入学資格付与の指定を受けている高等専修学校であれば大学受験も可能です。

ここでは専門カリキュラムの多彩さでは屈指の、私立通信制高校を例にとりましょう。ここで学べるのは、実践的な英語学習、IT・プログラミング、マンガ・イラスト、声優、ダンス・歌、美術・デザインといった私立通信制高校の定番になりつつある専門カリキュラムのほか、保育・福祉、スポーツ、サイエンスなど実に幅広いのです。

私立通信制高校で、とくに通学コースを選んだ場合、好きなことが学べる楽しい時間があり、同じ関心や志向を持つ仲間がいることは、生徒にとって通い続ける大きな励みになります。

いまは将来の目標がない生徒や、進路がぼんやりしている生徒でも、好きなことをとことん学べるカリキュラムがあれば、将来の夢を抱く刺激となるでしょう。

 


自分の志向や適性を確かめられる

 

専門的な技能や職業に関わる技術は、高校卒業後に専門学校で学ぶのが一般的ですが、進路や職種についてすでに志向を固めている生徒には「技術・技能を一日も早く身につけたい」「創作や演奏などの活動にたっぷりと時間をかけたい」という思いが強くあります。生徒のそんな思いを満たす存在となっているのが、私立通信制高校なのです。

専門学校に進学しても、様々な理由で学校や専攻と合わずに進路を選びなおす場合があります。また専門学校を卒業しても、希望通りの職種に就くのが難しい業界もあります。そんな事情に照らしてみても、私立通信制高校でいち早く専攻カリキュラムに触れておくことは、将来専門学校や大学へ進学するうえでの良い準備となり、自分の志向や能力、素質をよく見極める機会にもなります。まるで専門学校や大学へ進む前に予行演習ができるようなものです。

また実務経験の豊富な教員や講師からアドバイスを聞ける私立通信制高校もあります。それを参考に自分の関心分野の勉強に励んだり、進路の軌道修正ができたりするのも、学べる分野が広い私立通信制高校ならではのメリットと言えるでしょう。

 


違いをよく見極めて学校選び

 

生徒の抱く希望や解決したい問題は、種類も程度も実に様々です。それらへの対応にしたがって、私立通信制高校の個性化・多様化が進んでいます。

一見同様なカリキュラムでも、内容のレベルや教員の熱意など、通信制高校によって違いがあるのは当然です。したがって、看板だけで判断して学校を決めると、生徒の思いや考えと通信制高校の方針に食い違いが生じることもあります。

生徒の個性や悩みにあった学校を選ぶには、それぞれの通信制高校の特徴をよく見くらべることが大切です。説明会やオープンキャンパスに足を運んだり、体験入学に参加したり、文字情報だけでは伝わらない、通信制高校の感触をつかむことが、子どもにも保護者にも必要でしょう。

「やりたいことがある生徒」はもちろん、「不登校から脱却したい生徒」まで、様々なニーズに対応する柔軟性が私立通信制高校の長所です。たいていの通信制高校は学力で入学者を選抜せずに、どんな生徒も受け入れるようになっています。が、それだけに安易な選択は禁物です。各校の特徴をじっくりと比較し、納得のいく進路選択をしてください。