通信制高校・高等専修学校ニュース

通信制高校の学びのスタイル ー学校選びの基準、学校の選び方ー

特色ある科目、ユニークな授業 通信制・高等専修学校の強み

高校生活でがんばりたいことは何ですか? 
言い換えると、いちばん長く時間をとりたいのはどんなことですか? あなたが最も力を注ぎたいことが十分できるかどうかを基準に学校選びをする方法もあります。

 


私立通信制高校は、夢の実現に近づく道かも

 

難関大学合格をめざして猛勉強したい人、部活動の大会で上位に入りたい人、芸能活動や、そのためのレッスンに時間を割きたい人、ITスキルを身につけて起業してみたい人……
他にもいろいろな夢や目標を抱いて高校進学を迎える生徒がいることでしょう。その意欲を、ぜひ大事にしてもらいたいものです。それには自分が望む高校生活が実現しやすい学校を選ぶことが大切です。

夢や目標の中には、全日制の普通科高校に通っていては、なかなか実現できないことがあるかもしれません。そんな場合に高校進学の選択肢に入ってくるのが私立通信制高校です。

 


学び方は通信タイプ[ネット]でも、通学タイプでも

 

ほとんどの私立通信制高校では、インターネットで授業を視聴する方法をとっています。ネットにつながる環境であれば、自宅はもちろん、どこでも、いつでも授業が受けられます。極端なことを言えば、インターネットにつながる場所なら、世界を旅しながらでも高校卒業に向けた勉強ができる――そんな時代になっているのです。

こうした自宅学習中心の通信コース(ネットコース)の他に、通信制高校とはいいながら学校(学習拠点)に通う通学コースもあります。通学コースでは、週5日・週3日・週1日といったように、登校日数が選べるようになっているのが大きな特徴です。一般的な全日制高校に近いスタイルであり、制服を用意している学校も多いです。

 


良い意味で「自分中心に時間を使いたい」なら私立通信制高校

 

全日制高校にくらべると、とくに私立通信制高校の通信コースは時間割に縛られない、自由な過ごし方、自分本位の時間の使い方が可能になります。通学コースにしても、まとまった日数や時間数を自分のためにとっておけるので、好きなことに打ち込みやすくなるでしょう。大学受験はもとより、スポーツや芸能、芸術など、トレーニングやレッスン、創作に集中する長い時間がほしい人に適した学びのスタイルといえ、自主性を養うにも最適でしょう。

 


高校の調査書(生徒評価)が変わる

 

ここで話は少し変わります。高校から提出される調査書(生徒評価の資料)を重視する方針が文部科学省から打ち出されています。大学は、調査書や志望動機書といった入試選考資料をどう評価するかを学生募集要項などでこれまで以上に詳しく記すことになるでしょう。

どんな学生を求めているかを大学はアドミッションポリシーで明示していますが、受験生の資質を見極める資料として調査書が一層、重視されることになるはずです。大学によっては、学力試験に対する調査書のウエイトが大きくなることも予想されます。

また、その調査書自体もこれまでと変わります。従来は主に評定や修得単位を記載したものでした。今後は高校1年生からの活動履歴も載ることになります。学校祭や体育祭といった課外活動、ボランティアなどの学外活動のほか、様々なことに取り組む主体性や、たくさんの人たちと協働する姿勢も評価の対象になりそうです。

時間的に自由な学び方で、全日制高校ではなかなかできない体験をしたり、スポーツや芸能、芸術などで成果を上げたりすれば、それは調査書においても特筆に値することになるでしょう。意欲ある生徒であれば、個性が発揮しやすい通信制高校は、新しい時代の大学入試にも沿うものとは言えないでしょうか

 


はじめから私立通信制高校という積極的な選び方も

 

将来に向けて、いろいろな希望を抱く生徒。現在、いろいろな困難に悩む生徒や保護者。多様な事情に柔軟に対応できるのが、通信制高校の大きな利点です。

自分のやりたいことに時間を使うために積極的に通信制高校を選ぶ生徒にも、心に問題を抱えているため全日制高校ではなく不安の少ない私立通信制高校に進むといった消極的選択の生徒にも、着実に成長して自信をつける機会やきっかけが、たくさん用意されています。